【コラム】クリスタルトロフィーの選び方 ~プロの視点5~

近年、社内表彰は、功績を称えるというような従来の表彰制度の枠にとらわれず、個人のやる気アップに目を向けた新しいモチベーションツールとして注目されています。これには、古臭さを感じさせない現代的なデザイン「クリスタルトロフィー」の登場も大いに影響しています。今や社内表彰の主流を占めるまでになったクリスタルトロフィー。ただ、ひとくちにクリスタルトロフィーといっても、トロフィー生活サイトを検索していただくとわかりますが、商品はかなりの数になります。見れば見るほど迷われてしまうのではないかと思います。そこで、今回はお選びいただくときの参考になるよう、トロフィーのプロの視点からアドバイスする「クリスタルトロフィー選び5つのポイント」をご紹介します。

クリスタルトロフィーとは?

トロフィーというと、柱と女神などの人形を組み合わせた樹脂製のものや、優勝カップ、ブロンズ像などを思い浮かべる方が多いと思いますので、まずは、クリスタルトロフィーについて少し説明します。定義としては、ガラスなどの透明感のある素材によって形づくられたトロフィーのことを指します。天然石を台座にしたデザインもありますが、多くはガラスのみで作られています。表彰文などのメッセージを直接本体にレーザー彫刻するパターンが一般的で、一見してアート作品といった出来栄えで人気を得ています。自由度のある素材なので形状もさまざま。メッセージと形状との組み合わせによるオリジナル性の出しやすさも魅力です。特に、「世界でたった一つのオリジナルトロフィーを作りたい」などなら、クリスタルトロフィーがお勧めです。では、クリスタルトロフィーを選ぶときのポイントを見ていきましょう。

ポイント①【素材で選ぶ】

クリスタルトロフィーは字面で見ればガラス製になるわけですが、トロフィー生活では、デザインや見栄えが共通しているということで、アクリル製も含めた総称としてクリスタルトロフィーと呼んでいます。アクリル製はいわゆるプラスチックの一種ですが、非常に高い透明度を持つ素材となっています。それぞれの持ち味がありますので、特徴を説明します。

まずガラス製。ずっしりとした重さ、硬質な手触りによる高級感があります。劣化のしにくさもガラス製ならではです。一方、アクリル製の場合、加工のしやすさからデザインが斬新で面白味があります。落としても割れにくく、軽くてかさばらない点も意外に重宝される理由となっています。格式の高いイベントにはガラス製、くだけたカジュアルなイベントにはアクリル製と、シーンや目的に合わせて選ぶといいでしょう。

ポイント②【形で選ぶ】

「形(トロフィーのデザイン)」に注目して選ぶのも一つの方法です。「営業目標を達成した!」などを表彰する場合は「右肩上がり」の形状を選ぶと形と表彰内容が連動して、よりふさわしいトロフィーとなります。輝かしい功績に「多面カット」、積み重ねの業績を強調したいときは「金字塔・オベリスク型」など、意味合いを持たせることで与える印象が変わります。一方、メッセージで表現する方法もあります。その場合、彫刻内容が収まるように彫刻面積の大きいトロフィーを選んでいただく必要があります。以上のことを踏まえて、形を選ぶとバランスのいい表彰品ができあがります。

ポイント③【大きさ・重さで選ぶ】

トロフィーの大きさや重さは、表彰シーンの規模に合わせて考えるのが基本です。大きな会場で表彰イベントをする場合は、見栄えが大きなものを選んだほうがいいでしょう。ただ、最終的に個人で持ち帰るなどが考えられるときは、飾られる場面をイメージしておくことも大切です。また、見た目ではなかなか伝わりにくいのですが、重さも実は大切です。受賞者が手に取ったときにずっしりくると、ありがたみも湧くそうですから。

ポイント④【彫刻デザインで選ぶ】

同じトロフィーでも、表彰文の彫刻デザインによっては与える印象がだいぶ違ってきます。レーザーによる彫刻では、細かなデザインも再現が可能になります。アワードの持つ雰囲気に合わせた彫刻デザインになるよう文字タイプやバランス、装飾などを選んでいくようにしましょう。

ポイント⑤【予算で選ぶ】

クリスタルトロフィーは高級品からお手頃な価格のものまで幅広くあります。まずは、予算の範囲内で候補を絞ってしまうのもいいでしょう。これだ! というトロフィーに出会える確率が上がります。

専門アドバイザーがイメージを形に

以上、5のポイントをおさえていただければ、間違いのないクリスタルトロフィーを選ぶことができます。しかし、クリスタルトロフィーを選ぶのは初めてで迷いに迷っている、そもそも選んだり、彫刻デザインを考えたりする時間がとれない……という方がいたら、ご連絡ください。トロフィー生活では、手間を大幅に削減する簡単オーダーシステムを取り入れていますので、トロフィー専門アドバイザーがお客様のイメージを形にしていきます。ぜひ、みなさまのアワードに合った最適なトロフィーを選んでくださいね。