表彰楯の歴史

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表彰品は人を称える良いものです。
このアイテムの歴史を一つ一つ紐といて参ります。

表彰品歴史ハンター白木です。

本日は表彰楯の歴史をご説明させていただきます。

お話は昔々のお話でございます。

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楯とは防具です。表彰楯の由来も防具の楯にあります。
楯とは武器である剣・槍・斧などから、身を守るための防具です。
楯は古来、勇気や勝利の象徴として考えられてきました。
なので、戦場で兵士が、楯を奪われると大恥とされ、
古代ローマでは戦場で楯を奪われる兵士は死刑にされたり、
ノルマン人は自分の楯を棺にするほどの思いのあるアイテムです。

時代がすぎ、楯を使った戦い形から少し戦い形が変わったタイミングで、
戦場で使う防具よりも装飾品としての楯という形に変わりました。

もう少し時代がすすみ、
ヨーロッパに家紋が出現しました。
12世紀の中頃と言われています。

イギリスを中心をする家紋の輪郭は楯をモチーフにしたものが多く
現在イギリスでは楯の表彰品をプラークと呼び、守る楯をシールドと呼びます。

戦場で自分の身を守る重要な防具から、
装飾性が高まり、表彰楯になったとされています。

これ現代の表彰楯が出来るまでの歴史になります。