ダイキャスト製品について
本日はダイキャスト製品について書いて参ります。
ダイキャスト製品はトロフィー・優勝カップに良く使われている素材製法です。
とくに優勝カップに多く使用され、カップを作りやすい素材と言ったらダイキャストでした。
特徴は金型に金属を流し込む鋳物になり、細かい成形が出来き。
背も高い優勝カップが作れます。
また、安価な金属でずっしりと重みがある製品が作れる事から、
低価格だけど、重く高級感のある優勝カップが作れる製法でした。
近年ダイキャストを作れる職人が、高齢化と減少傾向になっており、
将来的に無くなってくる製法になるそうです。
どのメーカーと話していても、近い将来ダイキャスト製が作れなくなるので、
ダイキャスト製に変わる素材製法を探しています。
中には優勝カップ部分は細かい成形が簡単に出来る樹脂で作成し、
台座を木にして台座とカップも間に天然石をいれて、
重さを出す方法を取り入れ、実験的に商品化を行っているメーカーもあります。
私の知る限りでは、ダイキャストの様な便利な素材はなかなか出てこないのかなと思っています。
ここで、良いタイミングなので、一般的な優勝カップの
素材について説明させていただきます。
純銀製=最高級の優勝カップの素材です。
重さ、物としての価値どれを取っても最高級です。
真鍮製=持ち回りに最適な高級感のある優勝カップです。
真鍮製は背の高いモノを成形する事が難しいのですが、
重さがあり多少の破損があっても修理出来ます。
なので長く使う持ち回り向きの素材です。
天然石=一般的なカップに飽きてしまったり、少し個性的な優勝カップが欲しい場合
お勧めです。天然石は重さがあります。
また、見栄えが一般的な金属のカップと違います。
樹脂性=樹脂は素材が軽くとにかく価格も金属と比べると安いです。
ですが、ただ安いだけではありません。素材の短所軽さを補うように、
成形しやすい長所を活かし金属の優勝カップより、
デザイン性の高い装飾的なデザインカップや多彩や美しい発色の
カラーカップなどが展開されており、安価で見栄えする素材です。
ダイキャスト=真鍮より重く、成形しやすい事から安く大きいカップも作れます。
安価に高級感のある製品が作れるのか、一番の魅力です。
短所と言えば真鍮と違い、修理が出来ないことです。
ご利用の用途やご予算に合わせて、ご購入いただく方法が良いと思います。